2014年6月11日水曜日

Tick.cの改造

さて、NTP時計ですが、このネットワーク周りのライブラリにはTick.cというファイルがあります。
これは、タイマ1を使用して時間をカウントするいわばストップウォッチみたいなライブラリで、SNTPライブラリもこれを使用することで今何時かを管理しています。

しかし、このカウンタは6バイト構成となっており、PICを32MHzで動かすと下2バイトくらいが秒数の小数部分のカウントになり、秒としては実質的に4バイト値となってしまいます。

もともとNTPには2036年問題があり、多くのC言語処理系には2038年問題があるので、実質4バイトでもそんなに困らないような気もしなくもないです。が、6バイト値を読みだすためにライブラリでは結構めんどくさい処理とかしている(PIC18シリーズのXC8コンパイラでは64ビット整数がサポートされていないため)のも残念なので、まあせっかくなので64bit化してしまいましょうという話です。

お話はとても簡単で、QWORD型(64bit符号なし整数:unsigned long longをtypedefしたもの)のカウンタを別途用意し、そっちでもカウントしてるってだけです。
完全に上位互換なので、6バイトのほうのプログラムを消しちゃって、64bit整数側からその旧来の関数を実装するリファクタリングをやっちゃってもいいんですが、まあ、デバッグとかめんどくさいんでプログラムメモリが足りなくなったら考えることにします…。

今回は図も何もないお話になってしまいました。ごめんなさい><

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